咬合病・・・・咬み合わせ病
  現代の人々に増えているという咬合病とは?
誰も咬み合わせからきているとは思っていないところがやっかいです。例えば、頑固な肩こり、頭痛、後頭部の張りや痛み、目まい、耳鳴り、腰の痛み、手足の痺れや冷感、これらの症状がすべてが、咬み合わせの不調からきているのではないにしても、いくら整形外科や針治療に通院しても直らなかったものが、歯の治療をきちんとすれば治ったという患者さんを当院では多数見てきました。これは一体どういうことなのでしょうか?
 よく考えてみて思いついたことは、かみ合わせの不調からくるのではないかと・・・・・。しかし、咬み合わせが悪い人にすべて肩こりや頭痛があるかというとそうではない。まったくない人もいる。
 では、咬み合わせの不調がきっかけになっておこる+αが加わったときにそれらの症状が起こるのでは・・・・・・?
 その+αとは何か。それは噛む筋肉の負担加重、すなわち“かみしめ”あるいは“歯軋りによるのではないかと・・・・。”