はじめまして、カンガルー歯科です。子供たちの健康づくりのために、私たちはささやかなお手伝いをしたいと考えています。どうぞご家族の方みなさまでお読み下さい。 |
『先生、虫歯ができてしまいました』 |
こう言って来院された三歳のA子ちゃんのお口の中を見てみると、虫歯だらけで歯垢(しこう)がべったりです。「歯みがきは一日三回しているのに・・・・・」とおっしゃいます。そこで、A子ちゃんの食事についてきいてみました。
9:00AM 卵かけご飯、牛乳
10:00AM プリン、ヤクルト
12:00PM ラーメン、ヨーグルト
3:00PM チョコレート、牛乳
6:00PM カレーライス、ハンバーグ
8:00PM ジャムパン、ポカリスエット
9:00PM アイスクリーム
この食事のどこがおかしいのでしょうか?まず一つは、「甘いもの」がとても多いということ、それともう一つは「かみごたえのないもの」ばかり食べているということです。A子ちゃんばかりでなく現代っ子に増えているように思えます。
甘いお菓子のとりすぎには、虫歯やシソーノーロー以外にも次のような弊害があると考えています。
@ お菓子の毒々しい甘さに慣れてしまうと、一般に濃い味付けのものや、塩辛いもの、脂っこいものが好きになる。野菜や果物、すっぱいものが嫌い、偏食で食が細く、ムラ食い・・・・・・・・・・・・・・・などなど。
A かみごたえのあるものが苦手になる。
B 砂糖は添加物の代表。
色鮮やかなお菓子には保存料、着色料、その他、発ガン性さえあるといわれている添加物がたっぷり入っているものが多い。
こんな食習慣が一生続いたとしたら、何十年か先に待っているものは「生活習慣病」という気がします。
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『第一歩として甘いものをひかえる』 |
全身の健康のために食生活全体を見直す第一歩としてお菓子について考えてみたいと思っています。
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『甘いお菓子があふれている』 |
しかし、どこをみても甘いお菓子だらけ、近所に遊びに行ってもらったり、おじいちゃんおばあしゃんがあげてしまったり、来客が突然持ってきたり、幼稚園で出されたり、むやみに禁止することは子供をかえって傷つけることになりそうです。

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『できるところからはじめよう』 |
現代の常識からいうと、お菓子をさけて通ることのむずかしさは想像以上のものがあります。
だから、買い置きをひかえるとか、とりあえず簡単にできそうなことからはじめてみてはどうでしょうか。
一番大切なことは、たんに親がお菓子の禁止を押しつけるのではなくて、子供自身が自分の歯は自分で守るんだと知り、自分の意志でそれを実行していける人間に成長していってくれることだと思います。
そして子どもが努力しようとするなら、まわりがそれを邪魔しないよう家族みんなで協力してあげてほしいと思うのです。
誕生日、クリスマス、遠足などの時にはたっぷり食べて、他の時にはだらだらと食べないように少しがんばってみてはいかがでしょう。
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『カミカミは健康の秘けつ』 |
現代っ子の好物をならべてみましょう。カレーライス、ラーメン、ハンバーグ、スパゲティー・・・・・。噛まなくても食べられるものばかりです。
噛まなくてもいいものばかり食べていると、あごや舌の発達や歯並び、発音などに悪影響がでることがあります。
反対に良く噛んで食べていると唾液腺や脳の発達をうながすので頭が良くなるともいわれています。
噛みごたえのない食物ばかりにかたよらないようにしよう。

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『食べているもの全部を見直そう』 |
好き嫌いがなく、野菜や果物など自然の味が大好きになってほしいと思います。
よい歯でよく噛み、健康な子どもに育ってほしいものです。
【食は命なり】という言葉があります。歯の治療を【食生活】全体を見直すきっかけにしていただければと思っています。

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『次の世代のために』 |
自分たちの子どもや孫の生きる時代が、少しでも住みやすい環境であってほしいと思っています。子どもをもつ親の気持ちはみな同じではないでしょうか。
私たちでいっしょに考えていきたいと思っています。わからないことがあればぜひお気軽にご相談下さい。
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