フッ素と言うと、安全かどうかを気にする人がいますが、安全性で問題になるのは、飲み込むフッ素の量です。一度に大量に飲むと、急性中毒を起こします。しかし飲み込んで危険とされ医師の処置が必要となるフッ素の量は、体重1kgあたり5mgです。
(体重60kgの大人:300mg、体重10kgの子ども:50mg)
フッ素を添加した水道水を1日1リットル飲むと、約1mgのフッ素を飲み込むことになります。フッ素塗布では、子どもで8mgのフッ素を使用し、口の中に残るフッ素量は2mg程度となります。フッ素洗口では、洗口後、口の中に残るフッ素は、お茶1〜2杯に含まれる量と同じです。このように口の中に残る量は危険とされる数値とかけ離れています。
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